
アジサイの育て方
難易度 ★☆☆・落葉低木(梅雨の花)
アジサイは、梅雨を彩る丈夫な落葉低木。土の酸度で花色が変わる(酸性で青・アルカリ性で赤)のが特徴です。水を好み、剪定の時期さえ守れば毎年よく咲きます。
まずは丈夫で花もちのよい定番から。花の咲き方(手まり咲き・額咲き)で選ぶのも楽しいです。
- ホンアジサイ(手まり咲き)… 丸くまとまる定番
- ガクアジサイ … 中心の小花を縁取る上品な咲き方
- アナベル … 白い大輪。新しい枝に咲くので剪定が楽
アナベルなど「新枝咲き」は冬に切り戻してOK。多くのアジサイは「旧枝咲き」で剪定時期が重要です(後述)。
アジサイは土の酸度で花色が変わります。青くしたいなら酸性(ピートモス・鹿沼土)、赤(ピンク)にしたいなら弱アルカリ性(苦土石灰)に調整します。
- 青系にしたい … 酸性土+アルミニウム(青色用肥料)
- 赤・ピンク系 … 弱アルカリ性(苦土石灰を混ぜる)
- 白花品種は土のpHで色が変わりません
「あじさい」の名は水を集める意ともいわれるほど水好き。特に鉢植えは水切れしやすく、夏はぐったりしやすいので朝夕の水やりを。
半日陰でもよく育ちます。真夏の強い直射は花や葉が傷むので、午後は日陰になる場所が向きます。
- 乾かさない。夏の鉢は朝夕たっぷり
- 半日陰でもよく咲く
- 真夏の強い直射・照り返しは避ける
夏に水切れでぐったりしても、たっぷり水をやれば復活することが多いです。ただし繰り返すと弱るので注意。
花後のお礼肥(6〜7月)と、冬の寒肥(1〜2月)を施します。青花には青色用、赤花には赤色用の専用肥料を使うと発色が安定します。
- 花後(6〜7月)にお礼肥
- 冬(1〜2月)に寒肥
- 花色に合わせた専用肥料が便利
多くのアジサイは「旧枝咲き」。夏〜秋に翌年の花芽ができるため、剪定は花が終わった直後(7月中)までに済ませます。
秋以降に切ると、翌年の花芽ごと落として花が咲きません。花の2節下あたりで切り戻すのが基本です。
- 剪定は花後すぐ〜7月中まで
- 花の2節下で切り戻す
- 秋以降の剪定は翌年の花を失う(アナベル等の新枝咲きは例外)
剪定時期のミスで「翌年咲かない」が最も多い失敗。次いで水切れと夏の葉焼けです。
- 秋以降に剪定して翌年咲かない … 剪定は花後すぐ
- 夏の水切れでぐったり … 乾かさない
- 真夏の強い直射で葉焼け … 半日陰へ