
アロカシアの育て方
難易度 ★★★・観葉(サトイモ科)
アロカシアは、矢じり形の大きな葉が印象的な熱帯生まれの観葉植物。高い湿度と明るい日陰を好み、寒さと乾燥が苦手。冬はいったん葉を落として休眠することもあります。
葉脈の美しい品種が人気ですが、まずは丈夫で育てやすい種類から始めると失敗しにくいです。
- アマゾニカ … 濃緑に白い葉脈の定番。流通が多い
- オドラ(クワズイモ)… 大型で丈夫。初心者向き
- ゼブリナ … 縞模様の葉柄が美しい
ドラゴンスケール等の希少種は湿度管理がシビア。1鉢目が育て切れてからがおすすめです。
サトイモ科は水を好む一方、過湿の停滞で根腐れします。観葉用の土に軽石やベラボンを足し、水はけよく保水もある配合にします。
- 配合例 … 観葉土6:軽石2:ベラボン2 など
- 鉢 … 根鉢に対して大きすぎない鉢で過湿を防ぐ
- 根がよく張るので1〜2年に一度は植え替え
春〜秋は土の表面が乾いたらたっぷり。空中湿度を好むので、葉水(霧吹き)をこまめに与えるとハダニ予防にもなります。
直射日光は葉焼けの原因。レース越しの明るい光がベストです。
- 生育期 … 表土が乾いたらたっぷり+葉水
- 冬 … 乾かし気味に。10℃以上をキープ
- 光 … 明るい日陰。真夏の直射は避ける
冬に葉が枯れても、球根(塊茎)が生きていれば春に再び芽吹きます。あわてて捨てないこと。
大きな葉を茂らせるため、春〜秋は緩効性肥料の置き肥+薄い液肥を月2回ほど。冬の休眠期は与えません。
- 時期 … 春〜秋
- 種類 … 緩効性置き肥+薄い液肥
- 冬は施肥しない
アロカシアは葉数が少なく、1枚1枚の存在感で見せる植物。古い葉が枯れたら付け根から取り除き、姿を整えます。
大きく育って子株(脇芽)ができたら、植え替え時に株分けで増やせます。
- 枯れた下葉は付け根から除去
- 子株は植え替え時に株分け
- 葉裏を定期的にチェックしてハダニ予防
過湿による根腐れ、乾燥によるハダニ、冬の寒さでの株ダメージが三大失敗です。
- 水のやりすぎで根腐れ … 表土が乾いてから
- 乾燥でハダニ大発生 … 葉水で予防
- 冬に10℃を下回ると傷む … 室内の暖かい場所へ