
パキポディウムの育て方
難易度 ★★☆・塊根(コーデックス)
パキポディウムは、ぷっくり膨らんだ幹(塊根)に水を蓄えるマダガスカル生まれの多肉。強い日ざしとよく乾く土を好み、コツをつかめば太い幹をじっくり育てられます。
まずは流通が多く丈夫な種類から。実生(種から育った)株は根が強く、初心者向きです。
- グラキリス … 丸い幹が人気の定番。乾燥に強い
- ラメリー … 生育旺盛で丈夫。安価で入門に最適
- サンデルシー(白馬城)… トゲが美しく育てやすい
「現地球(輸入直後)」は発根管理が必要で上級者向け。最初は発根済みの実生株を選びましょう。
塊根植物は過湿を最も嫌います。軽石・日向土・赤玉土(小粒)を主体に、水はけ最優先で植えます。
- 配合例 … 軽石4:赤玉小粒3:日向土3 など
- 鉢 … 素焼き鉢やスリット鉢でよく乾かす
- 根がよく張るので、深めの鉢が好相性
春〜秋の生育期は、土が完全に乾いてからたっぷり。休眠する冬は葉を落とし、ほぼ断水します。
一年を通じてできるだけ強い日ざしに当てるのが、締まった姿と太い幹をつくるコツです。
- 生育期(春〜秋)… 乾いたらたっぷり。よく日に当てる
- 冬(落葉後)… 断水気味に。室内の明るく暖かい場所へ
- 日光 … 直射OK。日照不足は徒長の原因
葉が黄ばんで落ち始めたら休眠のサイン。水やりを減らして冬支度を。
生育期に緩効性肥料を少量、または薄い液肥を月1〜2回。冬は与えません。肥料が多いと間のびするので控えめに。
- 時期 … 春〜秋のみ
- 種類 … 緩効性の置き肥 or 薄い液肥
- 冬は施肥しない
パキポディウムの魅力は、ずんぐり太った幹。これは「強い日光+水を絞る」=辛めに育てることで作られます。
甘やかして水と肥料を多くすると、間のびしてヒョロ長くなります。日にしっかり当て、乾かし気味に管理しましょう。
- 強光で育てて徒長を防ぐ
- 水を絞り気味にして幹を太らせる
- 植え替えは生育期の始め(春)に
冬の水のやりすぎによる根腐れ・幹の腐りが最大の失敗。休眠期はぐっと我慢が大切です。
- 冬に水をやりすぎて根腐れ … 落葉したら断水気味に
- 日照不足で徒長 … できるだけ強い光を
- 幹がブヨブヨ=腐りのサイン。早めに乾かす