
グレヴィレアの育て方
難易度 ★★★・オーストラリア原産の常緑樹
線香花火のような繊細な花と、シルバーがかった細い葉が魅力のオージープランツ。バンクシアと同じヤマモガシ科で、**リン酸肥料が命取り**という点が最大の注意点です。
品種によって耐寒性がかなり違います。屋外で越冬させたいなら、耐寒性の表示を必ず確認しましょう。
- ジョンエバンス … 花つきがよく人気。比較的丈夫
- ロビンゴードン … 四季咲き性で長く楽しめる
- ラニゲラ(ホワイト)… 耐寒性がありシルバーリーフが美しい
- 「耐寒性 -5℃」等の表記を確認して選ぶ
痩せた酸性〜中性の砂質土壌が自生地です。肥沃な培養土は根を傷めます。
- 鹿沼土・軽石・日向土主体の水はけ重視の配合
- 市販の「オージープランツ用土」が確実
- 元肥は入れない
- 通気性のよい鉢(素焼き・スリット鉢)
日当たりと風通しが最重要。半日陰では枝が徒長し、花もつきません。
過湿に弱いので、表土がしっかり乾いてから与えます。
- 日なた・風通しのよい場所へ
- 表土が乾いてからたっぷり
- 長雨のときは軒下へ
- 冬は水やりを減らす
ヤマモガシ科は根に特殊な構造(プロテオイド根)を持ち、リン酸を過剰に吸収してしまいます。一般的な肥料を与えると数週間で葉が黒ずみ、枯れ込みます。
基本は無肥料。与える場合は必ず低リン酸の専用肥料を薄く使います。
- 一般的な化成肥料・花用肥料は絶対に使わない
- 油かす・骨粉・鶏ふんも避ける(リン酸が多い)
- 「ネイティブプランツ用」「低リン酸」表記のもののみ
- 基本は無肥料で問題ない
花後に枝先を軽く切り戻すと、分枝して翌年の花数が増えます。ただし葉のない古枝まで切ると芽が出ません。
生育が旺盛なので、放任すると大きくなりすぎます。毎年少しずつ整えるのがコツです。
- 剪定は花後(春〜初夏)
- 葉のある位置までで留める
- 混み枝を透かして蒸れを防ぐ
- 植え替えは根を崩さず、2〜3年に1回
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オージープランツ共通の注意点に加え、日本の夏の蒸れが大きな壁になります。
- リン酸肥料 … 葉が黒ずんで枯れる。最も多い失敗
- 梅雨の蒸れ … 風通しの悪い場所で根腐れ
- 過湿 … 受け皿の水は必ず捨てる
- 耐寒性を超えた寒さ … 品種の表示を確認し、必要なら軒下や室内へ
- 深すぎる剪定 … 芽が吹かず枯れ込む