
金木犀の育て方
難易度 ★☆☆・常緑樹(秋の芳香)
金木犀(キンモクセイ)は、秋にオレンジの小花を咲かせ、甘い香りを漂わせる常緑樹。丈夫で生垣にもよく使われます。花芽は夏にできるため、剪定の時期にだけ気をつければ毎年よく香ります。
一般的なキンモクセイのほか、香りの系統が近い仲間もあります。植える場所の広さに合わせて選びます。
- キンモクセイ … オレンジの花と強い香りの定番
- ギンモクセイ … 白花で香りは穏やか
- 狭い場所なら鉢植え+剪定でサイズを管理
キンモクセイは日本ではほとんど実がつかず、挿し木で増やすのが一般的です。
水はけがよく、ある程度肥沃な土を好みます。地植えは植え付け時に腐葉土をすき込みます。
- 地植え … 腐葉土をすき込んだ水はけのよい場所
- 鉢 … 赤玉土+腐葉土など
- 日当たり〜半日陰でよく育つ
日当たりのよい場所ほど花付きがよくなります。半日陰でも育ちます。乾燥にやや弱いので、植え付け直後や夏の乾燥期は水やりを。
地植えで根づいた木は、基本的に水やりはほぼ不要です。
- 日なた〜半日陰(日当たりよいほど花付き◎)
- 植え付け直後・夏の乾燥期は水やり
- 地植えで根づけば基本は雨まかせ
花が終わった後(10〜11月)と、芽が動く前の早春(2〜3月)に緩効性肥料を施すと、翌年の花付きがよくなります。
- 花後(10〜11月)
- 早春(2〜3月)
- 緩効性肥料を株元に
花芽は夏(初夏〜梅雨頃)にできます。剪定は花が終わった直後(10〜11月)か、遅くとも早春(3月頃)までに済ませます。
初夏以降に強く刈り込むと、その年にできた花芽を落として花が減ります。生垣の刈り込みも時期に注意します。
- 剪定は花後すぐ(秋)か早春まで
- 初夏以降の強剪定は花芽を落とす
- 生垣の刈り込みも同じく時期に注意
剪定時期のミスで花が減るのが最も多い失敗。大気汚染や日照不足でも花付きが落ちます。
- 夏以降の強剪定で翌年の花が減る … 剪定は花後すぐ
- 日照不足で花付きが悪い … 日当たりのよい場所へ
- 排ガスなど大気汚染に弱い … 立地に注意