
オリーブの育て方
難易度 ★☆☆・常緑樹(地中海)
オリーブは、銀緑色の葉が美しい地中海生まれの常緑樹。日当たりと水はけを好み、乾燥に強くて丈夫。庭のシンボルツリーにも鉢植えにも向きます。実を採るには異なる品種を2本植えるのがコツです。
まずは丈夫で樹形のよい定番から。実を採りたい場合は、開花期の近い異品種を2本用意すると結実しやすくなります。
- ネバディロブランコ … 受粉樹として優秀・丈夫
- ルッカ … 1本でも比較的実がつきやすい
- アルベキーナ … コンパクトで鉢植え向き
オリーブは基本的に自家受粉しにくいので、実を楽しむなら開花期の合う2品種を並べて植えましょう。
過湿を嫌うので、水はけのよい土に植えます。オリーブは弱アルカリ性を好むので、酸性土壌には苦土石灰を混ぜて中和します。
- 市販のオリーブ/果樹用土 or 赤玉+腐葉土+軽石
- 地植えは日当たり・水はけのよい高めの場所へ
- 酸性土は苦土石灰で中和しておく
日光が大好き。日照が足りないと枝が間のびし、実つきも悪くなります。1日6時間以上日が当たる場所が理想です。
乾燥に強く、地植えは根づけばほぼ水やり不要。鉢は表土が乾いたらたっぷり与えます。
- とにかく日なた(日照不足に弱い)
- 鉢 … 表土が乾いたらたっぷり。受け皿の水は捨てる
- 地植え … 根づけば基本は雨まかせ
過湿は根腐れのもと。「乾いてから水」を守れば、むしろ乾燥気味のほうが元気に育ちます。
成長期の春と、実の後の秋に緩効性肥料を施します。実を採るなら肥料をしっかり与えたほうが充実します。
- 時期 … 春(3月頃)・秋(10月頃)
- 緩効性の果樹用肥料が手軽
- 真夏・厳寒期は避ける
剪定は3月頃(花芽が動く前)に。内側に伸びる枝や混み合った枝を間引き、風通しと日当たりを確保します。
実は前年に伸びた枝につきます。刈り込みすぎると花芽ごと落とすので、透かすように整えるのがコツです。
- 剪定は早春(3月頃)
- 混み枝を透かして日光と風を通す
- 実は前年枝につく … 刈り込みすぎない
日照不足と過湿による不調、そしてオリーブアナアキゾウムシの食害が代表的な失敗です。
- 日当たり不足で弱る・実がつかない
- 水のやりすぎ・水はけ不良で根腐れ
- オリーブアナアキゾウムシ … 幹の付け根のフンやおがくずに注意