
ヒマワリの育て方
難易度 ★☆☆・春まき一年草
種をまいて2〜3か月で咲く、園芸の入門にうってつけの花。丈夫で失敗しにくい一方、「大きくしすぎて倒れる」のが唯一のつまずきポイントです。
ヒマワリは品種によって背丈が30cmから3mまで違います。鉢やベランダなら、必ず矮性(わいせい)種を選びましょう。
- ミニひまわり系(30〜60cm)… 鉢・プランター向き
- サンリッチ系(1m前後)… 切り花にも。花粉が出にくい
- ロシア・タイタン(2〜3m)… 地植えでダイナミックに
- 八重咲き・複色系 … 「ゴッホのひまわり」「モネのひまわり」など
「花壇に植えたら倒れた」の多くは品種選びのミス。プランターなら草丈50cm以下を選ぶと安心です。
ヒマワリは移植を嫌います(直根性)。ポットで育ててから植え替えるより、咲かせたい場所へ直接まくのが確実です。
- 種まき … 4月下旬〜6月(遅霜の心配がなくなってから)
- 直まき … 深さ1〜2cm、点まきで3粒ずつ。本葉が出たら1本に間引く
- 株間 … 矮性種で20cm、大型種で50cm以上
- 土は選ばない。市販の培養土や花壇の土でOK
名前のとおり日光を最も必要とする花のひとつ。半日陰では茎が細く伸びて倒れます。
成長が速く水をよく吸うので、夏場のプランターは朝夕2回必要になることもあります。
- 一日中日が当たる場所へ
- 表土が乾いたらたっぷり。夏は朝夕チェック
- 大型種は特に水切れしやすい
もともと痩せ地でも育つ丈夫な植物です。肥料を与えすぎると茎ばかり伸びて倒れやすくなります。
- 元肥を土に混ぜておけば基本は十分
- 大型種のみ、生育期に月1回程度の追肥
- 窒素過多は徒長と倒伏の原因
草丈1mを超える品種は、つぼみが見え始めたら支柱を立てます。花が開いてからでは頭が重く、支えても傾いてしまいます。
種を採りたい場合は、花の中心が茶色く乾き、裏側が黄色くなるまで待ってから切り取ります。
- つぼみが見えたら支柱(花が咲く前に)
- 茎の太さの成長を見越して緩く結ぶ
- 種の収穫 … 花裏が黄褐色になったら切り、風通しのよい日陰で乾燥
- 鳥に食べられるのでネットや紙袋で保護すると確実
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丈夫な花なので枯れることは少なく、失敗はほぼ「倒れる」「花が小さい」の2つです。
- 倒伏 … 品種選びのミス・支柱の遅れ・窒素過多・日照不足
- 花が小さい … 株間が狭すぎて競合している
- 連作障害 … 同じ場所に毎年植えると生育が悪くなる。1〜2年あける
- ハダニ・アブラムシ … 乾燥期の葉裏を確認
- 種まきが遅すぎる … 7月以降にまくと花が小さくなりやすい