
梅の育て方
難易度 ★★☆・落葉樹(花と実)
梅(ウメ)は、冬から早春に香り高い花を咲かせ、初夏に実をつける落葉樹。「梅切らぬ馬鹿」といわれるほど剪定が大切で、しっかり切ることで花付き・実付きがよくなります。
観賞用の「花梅」と、収穫用の「実梅」があります。実を採るなら実梅を、香りと花を楽しむなら花梅を選びます。
- 南高(なんこう)… 実梅の代表。梅干し・梅酒向き
- 豊後(ぶんご)… 実が大きく寒冷地にも強い
- 花梅(紅梅・白梅)… 花と香りを楽しむ品種
実をたくさん採りたい場合は、受粉樹として開花期の合う別品種を近くに植えると実付きが安定します。
水はけと日当たりのよい場所を好みます。地植えは腐葉土をすき込み、鉢は赤玉土主体の水はけのよい配合にします。
- 地植え … 日当たり・水はけのよい場所
- 鉢 … 赤玉土+腐葉土など
- 植え付け・植え替えは落葉期(冬)に
日光を好むので、よく日の当たる場所へ。地植えは根づけば水やりはほぼ不要です。
鉢植えは乾きやすいので、表土が乾いたらたっぷり。実が肥大する初夏は水切れさせないようにします。
- よく日の当たる場所
- 鉢 … 表土が乾いたらたっぷり
- 実の肥大期(初夏)は水切れ注意
冬(12〜1月)の寒肥で春の生育を支え、実を収穫した後(6〜7月)のお礼肥で樹の消耗を補います。
- 寒肥 … 冬(12〜1月)に有機質肥料
- お礼肥 … 収穫後(6〜7月)
- 花・実をつける木なのでしっかりめに
梅は花芽が「短い枝(短果枝)」につきます。伸びすぎた長い枝を切って短い枝を増やすことで、花付き・実付きがよくなります。
樹形を整える剪定は落葉期(12〜1月)に、勢いよく伸びた夏枝の整理は初夏に行います。
- 冬(12〜1月)に骨格の剪定
- 長く伸びた枝を切り、短果枝を増やす
- 「梅切らぬ馬鹿」… 適切に切るほどよく咲く
剪定不足による花・実付きの低下、アブラムシの発生、うめの病害(黒星病・かいよう病)が代表的です。
- 剪定しないと枝が混み、花・実が減る
- 新芽にアブラムシ … 早期に防除
- 実に斑点が出る病害 … 風通しよく、必要に応じ消毒